ハイネ詩集(55)

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今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その55を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ハイネは恋愛の詩を書くんですけど、ただ美しい恋を書くだけじゃなくって、上手くゆかない悩みについて詩にしるしてゆく。今回のモチーフはヒツジ草なんです。wikiにこの植物のことが、くわしく載っています。印象派絵画のモネもその美にほれ込んだ睡蓮を、ハイネが詩に描いています。
 

ほつそりとした睡蓮ひつじぐさ
うみの中から夢みるやうに目を上げると
月は空から挨拶する
愛の悩みに燃えながら

……
……
 
漢字とふりがなが、微妙にずれているところが、翻訳家生田春月の上手いところで、旧仮名づかいとあいまって、美しい詩になっています。ほかにもこういうヴァースがあります。
 
愛にとらはれた春の夢想家よ
おまへは森を迷つて行くであらう
 
今回の詩篇いいんですよ、好きな詩です。
 
 

 
 
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(約1頁 / ロード時間約30秒)
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
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