山羊の歌(20) 中原中也

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今日は中原中也の「山羊の歌」その20を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
神話的世界と、夕餉どきに家へともどる者の姿とが混じりあって、なんだか好きな詩なんです。
 
 
  摘み溜めしれんげの華を
  ……………………
  土のに叩きつけ
 
 
というのが印象に残ります。
中原中也の詩は、何回かよんで、3度目くらいになにかすんなり入ってくるように思います。
 
 
むつかしい言葉を調べてみました。
 
炊煙
 
 
カドリールというのを調べてみたのですが、おそらくアザゼルの援助者で、人間に武器を作ることを教えた堕天使ではないかと思います。あるいは、詩の中に登場する、女性の名前かもしれません。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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