鬱屈禍 太宰治

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今日は太宰治の「鬱屈禍」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
太宰治は、アンドレ・ジッドの芸術論がお気に入りなんです。本文こうです。
 
 
  こういう言葉がある。「私は、私の仇敵きゅうてきを、ひしと抱擁いたします。息の根を止めて殺してやろう下心。」これは、有名の詩句なんだそうだが、誰の詩句やら、浅学の私には、わからぬ。どうせ不埒ふらちな、悪文学者の創った詩句にちがいない。ジイドがそれを引用している。
 
 
太宰は「貧しい悪作家であるが、けれども、やはり第一等の道を歩きたい。つねに大芸術家の心構えを、真似でもいいから、持っていたい。」と書き、またジッドは「芸術は常に一の拘束の結果で」あると書いてから、こう記しています。
 
 
  「芸術は拘束より生れ、闘争に生き、自由に死ぬのであります。」
 
 
ちょっと抜粋では太宰治の書こうとしていることがちっとも引用出来ないので本文を読んでもらうしか無いんですが。太宰も坂口安吾も愛読している、ジッドの評論を読んでみたいなあと思いました。 
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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