

今日は柳田國男の「こども風土記」その26を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
柳田國男は、こんどは子どもの「おままごと」について論じはじめます。柳田は、この起源について、ちょっと驚くようなことを指摘しています。本文を引用すると、こうなっています。
「食べ物を野天でこしらえる」……「それに携わった者がいつの世からともなく女の童であった。」……「その面白さを忘れることができなくて、折さえあればその形をくりかえして、おいおいと一つの遊びを発達せしめたのである。」(……部分は略)
そういうのを、美濃では「辻めし」と言ったそうです。
戦時中の道ばたに七輪を持ち出して、そこで魚を焼いたりした女たちが居た、という物語を、別の本で読んだことがあるんです。柳田によれば、かつての日本では、幼い女の子たちが、野外で料理をやっていた。そういう習俗があった。これが日本の姿だったのか……。とか思いました。映画とか小説でも、めったに見たことの無い、日本の独特な風俗が描写されています。

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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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