

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その63を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
ハイネの愛は奇妙なもので、なんだか子どもの言っていることみたいなんです。ハイネは言葉を使う第一人者なのに、なぜか言葉への不信が、よく語られるんです。恋人の言うことは信じないけれど、愛しているというような詩があるんです……。
美しい若い女よ、わたしは決して信じない
そのはにかんでゐる唇の言ふことを
こんな大きな黒い眼は
徳といふものをもつちやゐないこの鳶色は筋を引いた嘘を消しちまへ!
わたしはおまへを心から愛してゐる
そのはにかんでゐる唇の言ふことを
こんな大きな黒い眼は
徳といふものをもつちやゐないこの鳶色は筋を引いた嘘を消しちまへ!
わたしはおまへを心から愛してゐる
「わたしは言はない」とか「どうぞ独逸の話はもうやめにしてくれ!」というように、ハイネは繰り返し、言語を用いない、ということを表現するんです。
わたしは言はない、なぜさうしたか
なぜだか自分でもわからない——
さうして彼女の眼をふさいでは
その唇の上に接吻をする
なぜだか自分でもわからない——
さうして彼女の眼をふさいでは
その唇の上に接吻をする

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