山羊の歌(30) 中原中也

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今日は中原中也の「山羊の歌」その30を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
血を吐くやうな という言葉が、繰り返し描写されます。
これが真夏の過酷な自然界と共鳴して、いわく言いがたい詩の魅力を作りだしています。
 
 
中原中也が翻訳したランボーのあの熱帯の詩の数々が、中原中也の内部で燃焼しているのだ、と思いました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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