白痴(1) ドストエフスキー

FavoriteLoadingお気に入りに追加

今日はフョードル・ドストエフスキーの「白痴」その1を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今日からドストエフスキーの「白痴」を読んでみようと思います。ペテルブルグの鉄道の中から物語がはじまるわけなんですが、これがどこにあるかというと、世界地図でみると、こちらがペテルブルグの場所です。ロシアは広いですから、日本のすぐ近くにもロシア領のオホーツクがあるし、フィンランドのすぐ近くのサンクトペテルブルグもあって、こういう遠い異国の物語を読めるのは嬉しいなあと思います。時代の違いのみならず、地理の違いがすごそうで、wikipediaによれば、意外と夏は暑くなって35度を超えることもある。しかし真冬はマイナス30度を下回る極寒の地です。日本の平均的な場所なら真冬でも0度に行かないくらいです。
 
 
熱を持つイメージが、ドストエフスキーが好きなのは、こういう地理的な理由があるんだなとか思います。ドストエフスキーは作中にこう記していますよ。
 

……灰色の、小さいながらも、燃えるような眼をしていた。
 
……この顔を見て眼につくのは、死人のように青ざめた顔色で、それがこの青年に、かなりにがっしりした体格をそなえているにもかかわらず、疲憊ひはいしきったような風貌をあたえていた
 
スイスからやって来た、病持ちの男ムイシュキン。彼は病人でありながら旅をしている放浪者でもある。療養できる地を探して、スイスにしばらく滞在して、行き場のあても無いのにロシアはペテルブルグにやってきた。地主貴族ニコライ・アンドレーヴィッチという遠い縁者をたよってこの地を訪れた主人公ムイシュキン。
 
 
それと縮れた黒髪に浅黒い顔をした体格のいいロゴージンという、成金みたいな怪しい男が現れる。この男が父から譲り受けたと噂される250万ルーブルの遺産は、現代の日本円に換算すると……225億円くらい……なんですよ。19世紀後半の100万ルーブルで、現代の90億円くらい。まあ噂だからそんなに金持ちじゃ無い。野蛮なロゴージンの恋愛話のなかで、ナスターシャという美人が登場する。これが今回の物語のヒロインなわけなんですが……次回に続きます。
 
 
鉄道で出会ったムイシュキンのことを、ロゴージンは妙に気に入ってしまった。主人公ムイシュキンも、この荒々しい男ロゴージンが好きになった。それで、ロゴージンは、ちょっと家まで来いと言うんです。これは……いったいどうなるんでしょうか。
 
 

 
 
こちらのリンクから全文読めます。(縦書きブラウザの使い方はこちら
https://akarinohon.com/letters/dostoevskii_hakuchi01.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
iPadやノートPCなどに対応した、シンプル表示の縦書きテキストはこちら
 
 
2
 
3
 
4



★ドストエフスキーの本を買う




top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 



Similar Posts:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください