

今日も、ネットで買える本について1冊紹介します。
『ある世捨て人の物語 誰にも知られず森で27年間暮らした男』というノンフィクションの本なんですが、事実は小説よりも奇なり、とでも言うのか、実話が描かれていると思って読むので、衝撃がすごかったです。でも、なんだかかっこいい話しなんです。
ふつう、金が無かったり保護が無かったりすると、生きられないと思うんですけど、金も家も使わずに生きた人も居る。ごく普通の青年だった男が、ある日、森の中で暮らせるだけ暮らしてみよう、と思いたつ。真冬でも建造物の中に入らずに、独自に構築した奇妙なテントで生活をした。食糧源は森の自然界で手に入るものと、キャンプ場で繰り返し行った窃盗。普通なら一年くらいで無理が来ると思うんですけど、そこを20年以上暮らすことが出来た。ライターが事実を詳細に調査しつつ、ダイナミックな文体で書いているので、この……森でたった一人で暮らし続けた男の生き方に、すこぶる引き込まれました。
あと、Kindleアンリミテッドが30日間お試し0円で加入できて、10万冊以上の本やマンガを読めるんですけど、『マンガで読破』シリーズも10冊くらい0円で読めるようになっていました。人によると思うんですけど、古典文学は、あらすじを知ってしまってから原文を読んでも面白いので、ちょっと興味のある本のあらすじを追ってしまうのもオススメかと思います。
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
Similar Posts:
- None Found