

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その61を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
ハイネの冗談、というテーマで詩集を編纂してみたら面白いんじゃないかと思うんですが、今回はこんな詩が記されていました。
『あそこに立つてゐる男は馬鹿なのかい
それとも恋をしてゐるのかい?
嬉しげにしてゐるかと思へば悲しげに
悲しげにしてゐるかと思へば嬉しげにしてゐるが』
すると月はしづかに微笑んで
あかるい声で言ふのには
『あの男は恋もしてゐるし馬鹿でもある
なほその上に詩人だよ』
それとも恋をしてゐるのかい?
嬉しげにしてゐるかと思へば悲しげに
悲しげにしてゐるかと思へば嬉しげにしてゐるが』
すると月はしづかに微笑んで
あかるい声で言ふのには
『あの男は恋もしてゐるし馬鹿でもある
なほその上に詩人だよ』

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https://akarinohon.com/migration/heine61.html
(約3頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本は新サイトに移行しました!
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appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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