陰翳礼讃(12) 谷崎潤一郎

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今日は谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」その12を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
服で身体が隠れていることを、谷崎潤一郎は、美であるというんです。風姿花伝でも語られている箇所を、谷崎潤一郎が論考しています。ぜんぶはっきり見せたら美じゃ無い。べつに隠れているところすべてが美というわけではなく、陰翳や服で姿を秘するから美なんだと。源氏物語でも、本名や顔がえんえん隠れていたりしている。素性が隠されていたりもする。
 
 
谷崎よりすこし前の時代は、女性は顔と手だけが見えていて、あとはぜんぶ隠されているんだといっています。だから美なんだと。なにかを包み隠すことで作られてゆく美しさがあるような気がしました。
 
 

 
 
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。

ゲーテは詩心についてこう記します。



わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか

どんなに悩み、どんなに生きたかは

ここなる花輪の花となる

さうして老境もまた青春も

徳も不徳も集めて見れば

また捨てがたい歌となる






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