陰翳礼讃(12) 谷崎潤一郎

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今日は谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」その12を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
服で身体が隠れていることを、谷崎潤一郎は、美であるというんです。風姿花伝でも語られている箇所を、谷崎潤一郎が論考しています。ぜんぶはっきり見せたら美じゃ無い。べつに隠れているところすべてが美というわけではなく、陰翳や服で姿を秘するから美なんだと。源氏物語でも、本名や顔がえんえん隠れていたりしている。素性が隠されていたりもする。
 
 
谷崎よりすこし前の時代は、女性は顔と手だけが見えていて、あとはぜんぶ隠されているんだといっています。だから美なんだと。なにかを包み隠すことで作られてゆく美しさがあるような気がしました。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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