山羊の歌(36) 中原中也

FavoriteLoadingお気に入りに追加

今日は中原中也の「山羊の歌」その36を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
一つ一つ詩を読んでゆけば、もっと中原中也の詩を楽しめるはずだ、と思って読みはじめた中原中也の「山羊の歌」なんですけど、もうすぐすべて読み終えてしまいます。
 
 
今回、というか前回もそうなんですが、中原中也は、詩の献辞というか、詩の贈呈をしている。冒頭に「何某様へ」という手紙によくある、詩の送り先が記されているんです。ある個人に宛てた詩なんです。けれども、読んでみると、とくに限定的な内容では無いですよ。ただ、たしかにこれは手紙のような詩には思えます。詩と手紙の中間に位置する作品も、あるんだろう……と思いました。
 
 
中原中也はじつは、装幀とかデザインなんか必要無いって、デザイン不要論を説いている日記の記述があるんです。そういう意識が、詩にも現れています。
 
 
  わが生は、下手な植木師らに
  あまりにはやく、手を入れられた悲しさよ!
 
 
詩の終わりに、中也の悩みが記されている。詩と手紙の二つの意味を持つ作品だと思いました……。
 
 

 
 
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら
https://akarinohon.com/migration/yaginouta36.html
(約1頁 / ロード時間約30秒)
★シンプル表示の縦書きテキストはこちら
 
全文はこちら             (全文のヨコ書きはこっち)
 
 
 
 






明かりの本は新サイトに移行しました!

URLの登録変更をよろしくお願いいたします。



明かりの本 新サイトURL

https://akarinohon.com

(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)

appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。











 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

縦書き文庫の装画
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください













top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入 





 


Similar Posts:

    None Found