

今日は柳田國男の「こども風土記」その14を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
祭りにおいては失敗はとうぜんあり得ることで、むしろ弓競技などは成功の確率が低く、すぐやり直しをして、あたるまでやった。
ルールを細部まで見ているうちに、その古の祭りの興奮がこっちに伝わってくる。仕組みを解き明かすと、当時の心境が伝わってくるという、こういう文体が、あったんだなあーと驚きながら読んでいます。
チアリーダーみたいなものがアメリカのスポーツでは常識なんですが、日本の古い祭りには、声援者というのがあって「それを念人といっていた」そうです。念人!はじめて聞く言葉でした、念人。
すなわちめいめいの選手が勝つことを、心の中で念ずる役である。
この記述が印象に残りました。
ハマの遊びのように、ほとんと子どもだけしか面白がらぬ競技もあって、それがことごとく最初は神様の祭から出ていることは、子どもを愛する人々の回顧せずにはいられぬ歴史である。

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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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