ハイネ詩集(75)

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今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その75を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「さやうなら、おまへ逹三人の恋人よ」という詩がおもしろくて、小説でこういうのはありそうにない、と思ったんですが、詩は独特な瞬発力があって意味内容が凝縮されている、と思いました。
 
 
今回あきらかに生田春月は、翻訳を失敗している箇所があるんです。ノイズがあると、よけいその内容を理解したくなるというところがあって、これってほんとうはどういう意味なんだろうと空想を広げられて、翻訳の魅力はこういうところにもあるなと思いました。
 
 


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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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