今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その86を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
ハイネ詩集は今回で完結です。最後の詩はユーモアに溢れるもので、ハイネは100年ののちに、この詩集を読む人たちが居ることを判っていたんだなと思いました。ハイネはもともとはユダヤ教徒で、のちにキリスト教に改宗した詩人なんですが、第二次大戦の時代にはナチスに禁書の指定を受け、ドイツから一時的にハイネの詩集が消え去りました。けれども世界中で翻訳され、再び多くの人々に読まれる時代になったのでした。
ハイネのラストライティングを読んでいって、なんだか詩人ハイネの最後の講義を覗いてみたような気分になりました。ハイネは詩人として、幸福な晩期を過ごしたのではなかろうかと思いました。
次回から、与謝野晶子の詩歌を読んでゆこうと思っていて、今ファイルを準備しています。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/heine86.html
(約3頁 / ロード時間約30秒)
★シンプル表示の縦書きテキストはこちら
ハイネ詩集の全文通読はこちら
ヨコ書きはこっち
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
・top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入
Similar Posts:
- None Found