夏目漱石 草枕

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夏目漱石の草枕を公開しました。ブラウザ上で全文お読みいただけます。
ぼくは、グレン・グールドというピアニストが好きです。今もitunesで聴いてる最中です。
知らない方は、こちらで試聴できます。ちょっと聴いてみてください。


グールドは、けっこう奇行の多い天才肌のピアニストだったようで、ピアニストの収入源というか義務みたいなもんであるコンサートは「きらい」ということでやめてしまうし、それでいて音楽以外の活動は積極的にやるし、ふつうのバッハとはぜんぜん違うバッハを演奏するし、演奏中に鼻歌を歌うし、当時のクラシック界にしては非常に珍しく電子音楽とかに興味があり、テープレコーダーのテープを切り貼りして繋ぎ合わせて、世界初?のテクノ方式のピアノ録音を執り行いました。


そのグールドが愛読したのが「聖書」と夏目漱石の「草枕」のたった2冊だったそうです。夏目漱石、すごいですねえ。50年後のカナダ人に愛読されるとはさすがに想像していなかったと思います。グールドにとってはこの「草枕」が世界でいちばんの小説だったわけです。いったい誰が英語に翻訳したんでしょうか。


夏目漱石は宮沢 賢治などとくらべると都会的な人だと思いますが、この小説は風景描写が美しいです。


300ページの長編です。けっこう長い小説なので、一気読みはできないと思います。じっくり読んでみてください。






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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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