山羊の歌(41) 中原中也

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今日は中原中也の「山羊の歌」その41を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回中原中也は、ボードレールの詩を用いています。ボードレールの詩集『悪の華』に『夕べのハーモニー』という詩があります。ネットにもこの詩の現代語訳が3つほどあったので、リンク先をちょっと読んでみてください。
  
 
 
これに対して、中也が書いた詩が『時こそ今は……』という詩です。中也は、ボードレールの詩を『時こそ今は花は香炉に打薫うちくんじ』と格調高く翻訳します。ところで、作中に出てくる泰子というのはどうも、女優の長谷川泰子の可能性が高いです。長谷川泰子は、京都で中原中也と約一年間、同棲生活をしていたのでありました。
 
 
これはまさに、詩と手紙が融合した作品だなと思いました。美しい恋文なんです……。こんな良いものを、読ませてもらって良いのだろうかと、思いました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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