性急な思想 石川啄木

FavoriteLoadingお気に入りに追加

今日は石川啄木の「性急な思想」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
石川啄木と言えば貧しさを描きだした歌人、という第一印象があったんですが、いろいろ読んでみるとまったく異なる側面も見えてきて、独特な思索に魅力を感じたりするんですけど、今回は近代文明への批判を記した随筆を読んでみました。
 
 
詩には、説教や思想は描かれないわけで、そこが透きとおっていて美しい詩の魅力だと思うんですが、詩人の評論や随筆を読むと、やっぱりいろんなことを深く考えて、いるのだなあと、詩の裏側がちょっと見えてきておもしろいです。やっぱり仮定法に詩人独特の、色濃い個性を感じます。
 
 
石川啄木が批判していることの逆の方向に、氏の詩歌があるんだろうなあ、と思いました。記されていない言葉が気になります。詩は性急な思想ではなく、遅い足どりを観察した結果のように思いました。たぶん石川啄木は、親友にこういうことを語った事があるんだろうなと、声で聞いてみたい随筆だと思いました。 
 
 


 
 
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら
https://akarinohon.com/migration/sekkachina_shiso.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
★シンプル表示の縦書きテキストはこちら
 
 
 
 






明かりの本は新サイトに移行しました!

URLの登録変更をよろしくお願いいたします。



明かりの本 新サイトURL

https://akarinohon.com

(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)

appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。











 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

縦書き文庫の装画
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください













top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入 





 


Similar Posts:

    None Found