与謝野晶子詩歌集(6)

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今日は「与謝野晶子詩歌集」その6を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回の歌に記された「海棠」というのは、カイドウ(ハナカイドウ)というバラ科の木のことです。コトバンクにはこう書いています。それから中国の百科事典には写真付きで載っていました。春の桜の季節のちょっとあとに、桃色のあまたの花を咲かせるあの花のことです。リンゴの木にちょっと近い木で、実がなることがあるそうです。
 
 
与謝野晶子の処女作「みだれ髪」における言葉は、現代の辞書には載っていないような独自の言葉や文法がいくつかあるんです。夕雨ゆうさめという言葉もかなりオリジナルなもので、代表的な辞書6つのどれにも載っていないです。ほかにも歌の意味を同定できないところさえある。その謎を楽しむのも与謝野晶子文学の魅力のうちの一つかと思います。
 
 
与謝野晶子が書く、神、という言葉も、ちょっと他で見たことの無いような気配があります。「拍子木」という詩を読んで、やはり与謝野晶子の詩は堅苦しく考えなくって、映画や絵画を見るように楽しんで良いんだと思いました。
 
 
或夜あるよ」という詩がすてきなんです。美しいだけでは無くって、論語のように読者を諭すところがある。今回の詩篇はほんとお薦めなんです。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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