ハイネ詩集(2)

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今日は「ハイネ詩集」その2を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ハイネのことを調べてみると、ドイツからフランスへ向かった詩人だということが明らかになるんですけど、詩を読んでいても、これはドイツ文学と言うよりも、フランスっぽいぞと言う感じがしてくる気がしました。ドイツというと、ニーチェとかトーマスマンとか……。
 
 
はじめの詩は、ハイネがドイツの大学時代の20代に記されたもので、甘い恋を描きだしています。恋人との戯れと、それから悪魔たち、という描写が新鮮でした。ハイネは新しい詩人というわけでは無いんですが、現代にも日本近代詩人にも無い感覚を表現していて、読んでいてうっとりしました。夢魔に恋人を奪われるという暗黒童話のようなところを詩に描きだしているんです。やっぱり生田春月は、初期の詩でいちばん良いのを冒頭に持ってきたのかなと思いました。
 
 
ピエロのように鮮やかな衣装を着た、サーカスの曲芸師のような小男というのが、とても印象深かったです。
 
 
 むかしわたしは夢みた、はげしい恋を
 きれいな捲毛を、ミルテじゆを、木犀草を
 苦い言葉の出て来る甘い唇を
 悲しい歌の悲しい曲調メロデイ
 ……



 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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