

今日は柳田國男の「こども風土記」その20を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
柳田國男が言っている「ゆの木の下」っていったいなんなのか、というのをネットで調べてみたのですが、どうにも判らないんですよ。こんなに情報がネットに載っている時代に、正月に行われていた風習が、すっかり語られなくなっているっていうのは、珍しいように思えました。当時は由緒正しいものごとだったはずなんです。
自分なりに調べてみて、おそらくこれだろうと思うのは、「ゆの木」というのはたぶん「柚の木」なんだろうなと。ところが柳田はこう書いてますよ。「ゆの木を私たちは柚子のことかと思った」けれど、どうもそうじゃないらしいんです。ゆの木はなぜか、柚子の木じゃ無い可能性が高いと。じゃあなんやねん、というと答えが書いていない。ネットでも全日本人が、誰一人こう正月の「ゆの木」について何も言ってないし、みんな知らない。
たぶん斎に用いられる木のことなんだと思います。
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https://akarinohon.com/migration/kodomo_fudoki20.html
(約5頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本は新サイトに移行しました!
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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