今日は中原中也の「山羊の歌」その28を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
作中に出てくる「楡」はこういう木です。川辺で、雨上がりにはほとんど水に浸かってしまいながら生い茂っている木は、あれはたぶん楡なんだと思います。
むつかしい言葉を調べてみました。
晦冥
宥める
神社の鳥居が光をうけて
楡の葉が小さく揺すれる
夏の昼の青々した木蔭は
私の後悔を宥めてくれる
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(約1頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本 新サイトURL
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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