今日は織田作之助の「僕の読書法」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
ぼくは随筆が好きなんですけど、この織田作之助の読書法のエッセーがおもしろかったです。方法論と言うよりも、「ぼくは眼が良い」んだ、というようなただの自慢とか、鴎外や芥川といった歴史的作家がやっていた読書法のことを書いています。
ぼくが体験的に知った読書法は2つくらいあって、難読書はむしろ、気になったところをノートにメモしつつ読みすすめたほうが挫折しにくい、ということと、図書館の返却期限のように、読書の締め切り日があったほうが読み終えやすいということです。
織田作之助は、楽な姿勢で読書するというんですけど、それだと自分の場合はぜったいに寝落ちしてしまうし、人によってぜんぜん方法が違うんだなと思いました。日本でいちばん数多く映画を作った監督も、畳に寝そべって楽な姿勢で脚本を書くのがだいじなんだと随筆に書いていたので、なにかそういうリラックスしつつむつかしいことをする人が居るようです。
本文に、正宗白鳥の随筆は「繰りかえし読」んでもそのたびに「たのしい」と書いていて、こんどこの作家の本を読んでみたいと思いました。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/bokuno_dokushoho.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
★シンプル表示の縦書きテキストはこちら
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
・top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入
Similar Posts:
- None Found