

今日は芥川龍之介の「あばばばば」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
文学を解説する本を読むと、芥川龍之介は、起承転結の「転」の部分を書くのがとても上手かった小説家だ、というように紹介されています。ぼくもそう言うように思います。他の作家よりも作品が短い場合が多いのは、この「意外な展開」を鮮やかに見せるために物語全体を短くして、強い印象を残そうとしたからなのかなあと思います。この「あばばばば」も、気になる少女の、意外な展開というのが描かれています。結末を知らない人は「あばばばば」って言葉がすごく「?」と思うんじゃないでしょうか。「あ、そういうことか!」と思えるんですよ。「こういう人だと思い込んでいたら違った」というか「ぼくとは違う」というシーンが描かれていて、そこに憧れました。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/ababababa.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本は新サイトに移行しました!
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明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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