

今日はゲーテの「ファウスト」その(2)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
前回、老いた学者ファウストは、懐かしい夢のように思い出される若い頃の自分たちのことを心の内に広げながら、その不思議に美しい過去の時間について書き記しています。若き日の友情や、初恋の気持ちを甦らせるファウスト。
それらの過去と同時にですね、かつて憧れていた厳かで静寂に包まれた霊の世界について主人公は想像します。ここらへんはたぶん、ダンテの文学観に通じているところがあるんだろうなと思いました。
詩人が、素晴らしい演劇の本を書くように期待されている。しかし詩人は数多くの観客を前にして懊悩している。
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https://akarinohon.com/migration/faust02.html
(約20頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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