

今日は牧野富太郎の「キツネノヘダマ」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
キツネノヘダマというのは、オニフスベのことです。wikiにこのキノコの詳細が載っているのですが、夏の終わりごろに、庭先にも突然あらわれるので、妖怪みたいに思えるキノコなんです。写真を見ても、いかにもキツネのヘダマという感じで、ひょうきんな形をしています。牧野の絵ではこう描かれています。
ヘンなキノコなんです。与謝蕪村だったら、これをどう描いてどう詠むんだろうか、とか思いました。牧野富太郎の筆致がおもしろくて、本文こう書いています。
狐ノ屁玉、妙な名である。また天狗ノ屁玉という。これは一つの菌類であって、しかも屁のような悪臭は全然なく、それのみならずそれが食用になるとは聞き捨てならぬキノコ(木の子)、いやジノコ(地の子)であって、常に忽然として地面の上に白く丸く出現する怪物である。
つづきは、以下からお読みください。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/shokubutsu_ichinichihedama.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
★シンプル表示の縦書きテキストはこちら
(横書きはこっち)
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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