智恵子抄(29) 高村光太郎

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今日は高村光太郎の『智恵子抄』その29を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
さいきん、正しい語法というのを論じた本を読んでいて、それは文学を楽しむとか、詩を楽しむのとはまったくちがっていて、重大な問題を思考するときの、正しい言語の手続きとはなにか、という論理学の本だったんですけど、そこで言われていることは、たとえば『「丸い三角」というのは思考できない』、ということなんです。「三角」の辞書通りの定義から完全に外れているから、そういうものは、詩ではいくらでも存在していても、論理的な言語では無い。
 
 
しかし、芸術や詩といえば、むしろこの、丸い三角とか、見えないものを見る、とかいうことばが想起させてゆくものが、中心的に存在している。今回の詩は、集合と空集合を連鎖させたような詩で、なんだか不思議な文体でした。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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