

今日は太宰治の「自作を語る」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これは、ごく短い随筆です。小説に対して自序や、紹介文や、あとがきや、解説を書きたくない、というのが太宰治の考え方なんです。蛇足をしない、という太宰治がいざその、自著を語るとなると、むしろ他の作家よりも、具体的に書いてしまって、さらにその作者の内面まで描きだしてしまう、というのが、面白かったです。
太宰治はこう記します。
私は、私の作品と共に生きている。私は、いつでも、言いたい事は、作品の中で言っている。他に言いたい事は無い。
…………
後半の、親友との話が印象深かったです。
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http://akarinohon.com/center/jisakuo_kataru.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
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