母を尋ねて三千里 アミーチス

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今日はアミーチスの「母を尋ねて三千里」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは、昔アニメでもやっていたのを見たし、何回か読んだものなのですが、再読してみると、冒険譚としての設定がしっかり作られていて印象深い話しなんだなと、改めて思いました。
 
 
少年が無謀な旅をするんですけど、誰もがそうしたくなる原因というか環境がある。「ぼくがやるんだ」というのがすんなりとこう、入ってくる物語なんです。
 
 
あとアミーチスは、主人公の名をマルコとしており、これは……マルコ伝を意識して書いたのか、調べてみてもちょっと判らなかったです。ただ、マルコ伝のことを調べてみると、その特徴として、マルコはまだ幼すぎる、ということや、母とマルコとの関係がポイントだったり、またマルコはいろんな人に積極的にくっついて関わってゆくので、自分としては、この少年マルコは、あるていどマルコ伝のマルコを意識して書かれたんだろうと、勝手に空想し……ようと思ったんですけど、やっぱりぜんぜん関係無いようにも思います。
 
 
それから、この「母を尋ねて三千里」のもともとのかたちは、「クオレ」という長編小説があって、そのなかの一部分として「母を尋ねて三千里」というマルコの独立した物語が入っているんです。そのへんのことは、wikiに詳しく書いていました。
 
 
オチをはっきり覚えてはいなかったもんですから、最後どうなってしまうんだろうと、ハラハラして読めました。物語の終わりの、その先の展開は、読者の想像に委ねているところがあって、そこがやっぱり文学の魅力だなあと思いました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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