今日は小川未明の「飴チョコの天使」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これは小学生向けの童話です。小川未明は、いろんな動物の視点を描いてきた童話作家ですけれど、これはチョコの空き箱に描かれた天使が主人公なんです。え? そこを書くのか! と思いました。
小川未明は、言葉を発しない幼子が持っている多くの思いのほうを描きだしてきたと思うんですけど、今回の童話は、そのすみっこのすみっこのほうにある、一つの存在が旅をする物語です。
ものすごく小さな存在の、じっと黙っているものの意識を言葉で描きだす、というのがその……小川未明を読むと、うまく喋れなかった幼い頃には、たしかな思いがあったというのを思いだすんです。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/amechokono_tenshi.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本は新サイトに移行しました!
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明かりの本 新サイトURL
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appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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