今日は島崎藤村の「若菜集」その15を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
まったくどうでも良い話なんですが、島崎藤村の本名はじつは「春樹」なのだそうです。しかもけっこう力強い美男子顔で、当時の作家とくらべるとたいへん長命だった。……意味の無い雑学なんですが、知ってこう、おおっと、思いました。
今回の詩はこう、とても落ちついていてそれで幻想的で、楽しんで読めました。あと人情話みたいな古い詩や、あるいは馬の哀感などの詩も書いていて、かなり多様です。藤村はこれを、おそらく文壇とか読者からなにか言われること無く、処女作として堂々と書いていったようなのです。
むつかしい言葉を調べてみました。
梭
あめつち
この詩が印象に残りました。
天の河原にやほよろづ
ちよろづ神のかんつどひ
つどひいませしあめつちの
始のときを誰か知る
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(約2頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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