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今日は海野十三の「鍵から抜け出した女」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これは少年向けの娯楽小説です。あの、海野十三の物語はアンティークの家具を鑑賞しているような、そういう魅力があると思います。女の横顔をかたどった鍵や、牢獄から脱走するためにこさえた棒や、鉄格子の扉や、尼寺の庵室や、美しい小函など、小説に登場するモノがひとつひとつ印象的なんです。
捕まって監禁されてひどい目にあっても、盗んだ鍵を隠し持って鑑賞するということを辞めないというのが、すごいなと思いました。自分としてはオチがどうしても好きじゃ無いんですが。現実の牢屋でも本を所有することは出来るんですよね。牢獄で海野十三を愛読する男を想像しました。

以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/kagikara_nukedashita_onna.html
(約50頁 / ロード時間約30秒)
★シンプル表示の縦書きテキストはこちら
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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