今日はダンテの「神曲 地獄篇」第二十曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
今回、象徴的におそろしい描写がありました。頭が前後逆になってしまった人々が、いつもあとじさるようにして歩いているという地獄の描写です。禁断の魔法を使った者、禁じられた未来を占った者がここに居るのでした。不自由に苦しむ人々を描いていて、重い内容に感じました。ダンテは岩のたもとにもたれ悲しみます。師いわく『泣くな。慈悲をおしとどめてこそ、そのための仕事が成せるのだ』
山川訳はこうです。
我はげに堅き石橋の岩の一に凭(もた)れて泣けり、導者すなはち我に曰ふ、汝なほ愚者に等しきや
夫れこゝにては慈悲全く死してはじめて敬虔生く
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/dante1_20.html
(約30頁 / ロード時間約30秒)
★シンプル表示の縦書きテキストはこちら 横書きはこちら
全巻通読はこちら
https://akarinohon.com/dante/
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
・top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入
Similar Posts:
- None Found