

今日は中原中也の「山羊の歌」その6を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
中原中也は、暗い状況にありながら、暗いことそのものを詩に描きだしているんですけど、どうもなんだか安らかであるというか、落ちついていて、豊かな情景が描きだされている。
これは自分の読み方が甘いんじゃ無くて、じっさいに情感豊かな詩を描きだしているんだと思うんです。危機に対して目をそむけるとよけい危ない、と言えると思うんですけど、中原中也はちょうどその対極にあるような気がします。詩人は苦をじっと捉えながら、苦に悩まされていないように思いました。
むつかしい言葉の意味は、リンク先をご覧ください。
しかはあれ
さやぎてありぬ(さやぐ)
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(約1頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本は新サイトに移行しました!
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明かりの本 新サイトURL
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appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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