今日は中原中也の「山羊の歌」その6を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
中原中也は、暗い状況にありながら、暗いことそのものを詩に描きだしているんですけど、どうもなんだか安らかであるというか、落ちついていて、豊かな情景が描きだされている。
これは自分の読み方が甘いんじゃ無くて、じっさいに情感豊かな詩を描きだしているんだと思うんです。危機に対して目をそむけるとよけい危ない、と言えると思うんですけど、中原中也はちょうどその対極にあるような気がします。詩人は苦をじっと捉えながら、苦に悩まされていないように思いました。
むつかしい言葉の意味は、リンク先をご覧ください。
しかはあれ
さやぎてありぬ(さやぐ)
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/yaginouta06.html
(約1頁 / ロード時間約30秒)
★シンプル表示の縦書きテキストはこちら
全文はこちら (全文のヨコ書きはこっち)
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
・top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入
Similar Posts:
- None Found