山羊の歌(35) 中原中也

今日は中原中也の「山羊の歌」その35を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。     今回の「こんな晩ではそれが徐しづかに呟きだす」の「それ」はどれをさしているのか調べてみて、おそらく国語のテストなら「心」が正解だと思 … 続きを読む

山羊の歌(34) 中原中也

今日は中原中也の「山羊の歌」その34を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。     今回の詩は、可哀想という言葉が印象に残るんですけど、小説の中でこの言葉がいちばん印象深いなと思ったのは、ドストエフスキーの「罪と罰」 … 続きを読む

山羊の歌(32) 中原中也

今日は中原中也の「山羊の歌」その32を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。     「そなたの胸は海のやう / おほらかにこそうちあぐる。」ってどうも美しい詩の言葉だなあと思って、それでなんで「そなたは海のやう」じゃ … 続きを読む

山羊の歌(31) 中原中也

今日は中原中也の「山羊の歌」その31を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。     今回の「心象」という詩を読んで、この風景はずいぶん西洋的で、ファンタジー文学にある世界観を描いているような印象なんです。wikipe … 続きを読む

山羊の歌(30) 中原中也

今日は中原中也の「山羊の歌」その30を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。     血を吐くやうな という言葉が、繰り返し描写されます。 これが真夏の過酷な自然界と共鳴して、いわく言いがたい詩の魅力を作りだしています … 続きを読む

山羊の歌(29) 中原中也

今日は中原中也の「山羊の歌」その29を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。     高村光太郎と中原中也はかなり異なっていて、二者の詩を読んでいると、こんなにも違う詩になるもんだと毎回思うんですが、今回のはちょっとだ … 続きを読む