ろくろ首 小泉八雲



今日は小泉八雲の怪談【ろくろ首】を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。小泉八雲は、『夜窓鬼談』や『仏教百科全書』『古今著聞集』『玉すだれ』『百物語』などを繙きながら、口伝によって残された怪異譚を物語へと編み直していった作家です。単なる文字の記録ではなく、人々がどういう物語を語り継いできたかを丁寧に発掘していった人物です。ただの文字情報というのは、かなりの確率でノイズや偽情報が混じり込み、ヘタをするとノイズのほうが主体となってしまうことがよくよくあると思うんですが、口伝というのは百年とか千年単位で長く伝わってきた事柄の、いわば中核のような部分が残されてゆくことが多いんだと思うんです。



おばあちゃんの知恵だとか、農家の言い伝えであるとか、漁師の知恵だとか、そういう人づてに受けつがれてきたものごとは、けっこう生存にとって重要なことがらをしっかりと良く伝えていることが多いです。「親の言うことは聞くもんだ」とか昔からよく言われますけど、そういうのってけっきょく口伝による知恵が親子間で受け渡されているからなんじゃないかと思ったりするんです。「親不孝もんが」と言われちゃうような場合って、口伝を無視して、単なるノイズだらけの文字情報を信じ込んで、肉親が怒るようなことをやっちゃって恥をかき、お父ちゃんから「親不孝ものめぇ」と叱られてしまう。それはもしかすると口伝を軽視しているからそうなっちゃうんじゃないかと思ったりします。




小泉八雲(本名 ラフカディオハーン)というのは、故郷のギリシャに居た時代から、不幸にも肉親の庇護無く育ってきたわけで、イギリス、アメリカ、日本と、見知らぬ土地でしっかりと生き残らなければならなかった。そこでは、その環境下でいったいなにが重要視されているかを的確に見極めなければならない。それでラフカディオハーンは口伝が重要だなと幼い頃からつねづね感じていたんじゃないかと思います。ハーンは悪質な偽情報や、危機的な噂というものを否定し、重要な部分を抽出できる力を持っていたように感じるんです。


「ろくろ首」という物語には、典型的な人物「囘龍(かいりょう)」が登場します。
なかなか勇ましくてかっこいい人物です。
石に枕し、水に口を漱ぐような野性味のある男です。
この囘龍。もともとは武士で、今は僧侶をしている。どこか、法然とか親鸞によく似ているんですよ。
法然というのはお坊さんですが、ただのお坊さんとはかなり違う。
法然ってもともとは、命をとるかとられるかというような乱世の、勇ましい侍出身なんです。その武士が僧侶に生まれ変わって、日本の歴史を代表する浄土宗の開祖となった。
法然は現代の日本ではほとんど存在していない、主戦主義者ですよ。もともとは。
それが、戦で父が敵に討たれて、すわ仇討ちだ! という時に、いまわの際の父からこう告げられる。「怨みを捨てて、仏法に生きろ」これがただ一人の父からの遺言だったわけです。法然は親の遺言に従って、刀を捨てて僧侶となる。しかし、もともとは戦の男ですから、普通の坊さんとはやっぱりぜんぜん違うんです。




「高尚な僕たちだけが救われるのだ、君たちはダメだ」というような宗教にありがちな「外部排斥」というような世界観ではなくて、「極悪人こそ救われる」(私は悪人であると悩む者こそ救われる)とか、「念仏をたった一度となえるだけで良い。他にはなんにも良さそうなことなんてしなくて良いんだ」というような、万人に対する説得を試みていて、普通の坊さんが考えることとかなりかけ離れている。こういう仏教の魅力については親鸞の『歎異抄』などの本が現代語訳で出ていますから、興味のある方は一度お読みになってみてください。歎異抄というのも、情報のカオス性に惑わされている人々に対して歎いている、という書物ですよ。法然のしっかりとした口伝というのを親鸞が後世に残そうとしたものです。歎異抄は仏教に興味を持たない人にこそ読まれるべき書物じゃないかと思います。




小泉八雲の怪談には、人々が長年受けついできた物語が丁寧に凝縮されています。囘龍という男や、ろくろ首という妖怪の魅力は二面性にあるんですが、その二面性というのが「もともとは戦の男であったのが、故あって僧となった」法然のように、じつに納得のゆく、竹を割ったような人格として描かれています。






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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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藪の中 芥川龍之介



今日は芥川龍之介の《藪の中》を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。総ベージ数約20枚ほどの掌編小説です。僕は芥川龍之介の小説の中で、この小説にもっとも興味を抱きます。芥川龍之介といえば短編の名作が多く「蜘蛛の糸」「杜子春」「トロッコ」「仙人」などが有名で、普段まったく小説を読まない人でも一作は読んだことがあるんじゃないかと思います。芥川龍之介と言えば、ぼくはもうこの「藪の中」がもっとも気になるんです。




「藪の中」というと事件の真相が全く判らないという意味ですが、この小説が元になって「藪の中」という言葉が出来たわけです。




藪の中で殺人事件が起きる。
いったい誰が殺したのか分からない。調べれば調べるほど、本当は誰が殺したのかが分からないんです。遺体を目撃した樵(きこり)は、強盗殺人ではないかと述べる。さまざまな証言者が出てきて、犯人がおおよそわかってくる。
その犯人である多襄丸が「私が殺した」と述べる。
ところが、殺された男の妻が現れて「夫を殺したのは多襄丸ではない、私が殺した」と述べる。
一つであるはずの真実が、どうしても一致しない。
最後に、殺された男が、巫女に乗り移って証言する。
するとこれまでとはまったく違う事実が明らかになる。
五人が見た真実がいずれもまったく異なっている。
「判らない、ということが明らかになり、判らないことが判る」という物語です。




この小説は、戦後日本の映画史にもっとも明確な指標を作りあげた、黒沢明の映画「羅生門」の原作そのものです。映画「羅生門」の脚本は橋本忍で、この「藪の中」という陰惨な物語を、みごとなまでの希望の物語に書き換えていて、黒沢明はカンヌ映画祭でグランプリを受賞します。黒沢明と橋本忍は、藪の中という物語を借り受けながら、陰惨な事件があったことを明確に述べながら、しかし、これだけはゆずることの出来ない希望である、ということを一つはっきりと描き出しています。この芥川龍之介の「藪の中」という原作を読んで、どうしても映画が観たくなったら、レンタル屋さんで黒沢明の「羅生門」をぜひどうぞ。






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悪党 新藤兼人





今日は新藤兼人監督の映画『悪党』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。



今年の夏に日本最高齢九十九歳、新藤兼人監督の映画『一枚のハガキ』が公開されるのですが、それに先立って、新藤兼人の過去のDVDを、この七月初旬から紹介してみようかと思います。『悪党』というこの映画を見た事が無いという人は、一度手に入れてご覧になってみてはいかがでしょうか。新藤兼人の数多くの映画のうちのいくつかが、お近くのレンタルビデオ屋にあれば幸いなんですが。代表作はたくさんあります。『狼』『裸の島』『鬼婆』『裸の十九歳』『生きたい』『どぶ』『わが道』など。新藤兼人映画は、一度はまってしまうと、もうほとんど全ての作品を興味深く見てゆけます。




まずはじめに、新藤兼人がどういう映画監督なのかをはっきりと知っていれば、ほぼ全ての映画を観てゆけるんじゃないかと思います。僕がお薦めするのは1952年に発表された映画『原爆の子』です。これは過酷な問題を描き出した物語ですから、どなたにもお勧めできる映画ではありませんが、これが新藤兼人の代表作とよく呼ばれている映画だと思います。





戦後7年目にあたる1952年というのは重要な年で、サンフランシスコ講和条約が発効され、占領軍であったGHQが日本から引き揚げて、日本が新しい時代に向かってゆく年なんです。この年に、新藤兼人監督映画『原爆の子』が封切られます。新藤兼人は戦後すぐの当時、GHQがまだ日本の言論を統制していた頃、とくに原爆については多くの規制があった時代、原爆の被害を受けた子どもたちが書いた作文を読んで、この映画を作りはじめました。そうして映画が発表されるとほぼ同時期に、GHQは日本に民主主義が根付いたということで引き上げています。表現の自由というのが何十年かぶりに甦った、ということを証明している映画です。しかし、原爆投下の正当性を主張する米国政府にとってはやはりこの映画が有名になるのは認めがたい。認めがたいので妨害をする。それでも子どもの正直な思いを丁寧に展開したこの映画は、チェコやポーランドやイギリスなどで大きな反響を呼び多くの映画祭で平和賞を受賞するにいたるのです。新藤兼人はそれで、商業主義の映画ではない、独自の生命観あふれる映画を次々に世に送り出してゆくようになります。この『原爆の子』という映画は、2011年になってアメリカで上映され、核廃絶と平和を考える映画としての評価を得ています。半世紀以上にわたって、そして現在も、社会を熱心に動かしてきたのが、新藤兼人監督の映画なんです。こんな精力的な芸術を若い頃から齢九十九歳になるまで、ほぼ七十年(七十年もですよ!)ものあいだ作りつづけられた、という人は他には誰も居ないわけです。





この『悪党』という映画は、あり得ないような戦争の発端をリアリスティックに描き出している異色作で、戦争が起きるという事の虚しさを、ある場面ではこっけいに、またある場面では正面から描き出しています。前半はいかにも悪しき男という感じの師直(もろなお)が阿呆のように美女に横恋慕するという、滑稽なさまが描かれます。馬鹿な父ちゃんという感じで見てゆけるわけです。それが後半になるに従って、意思疎通の決定的な欠如から戦が始まる。いっけん荒唐無稽な戦の元凶を描いているのですが、権力の悪用というのが確かに存在していて、それが連続性を持つ文化から切り離された環境において個人の内側でどんどんと肥大してゆく様は、まるで嘘であるとは思えないわけです。見ている私たちは、自分の内側にある悪というものが炙り出されるような思いをするわけです。






あるシーンで、武士達が戦っているんですが、そこで血が見えないんですよ。流血が見えない。見えない。見えない、ということがもうすごい信念で迫ってくる。血が見えない、体が見えない、生きた人間が見えない、という唸り声のようなものが迫ってくる。



amazon DVD
https://www.amazon.co.jp/悪党-DVD-新藤兼人/dp/B00005LJV4







【映画監督 新藤兼人の軌跡】テアトル新宿 【上映期間】7/23(土)~8/5(金) 
https://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/topics/detail/7957
 
2011年夏 公開映画 一枚のハガキ
https://www.ichimai-no-hagaki.jp/









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魯迅 自序



今日は魯迅の《自序》を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。これはほんの十ページほどの自伝ですから、ぜひ最後まで読んでみてください。魯迅、というととにかく苛烈な挫折を丁寧に描き出す作家ですが、これはその魯迅が小説を書く動機、を記したものです。




僕は中国というととにかく老子を思い浮かべるのですが、魯迅の「厳しい状況へのまなざし」はまさに、老子の言う「上善は水の如し」を想起させるものだと思います。もっとも理想的なものは水のようであり、低いところに住まいをかまえ、僕みたいに「老子だあ」とか「ガンジーだあ」とか言って崇高なものごとをただ言葉だけで論じようとしたりはせず、人の嫌がる低い所へ流れていく水のような心の持ち主が本物である、と老子は述べるのですが、魯迅はそういうことを実際に行おうとしていたんじゃないかと思います。




魯迅は老子のように寛容さがあるわけでは無いわけで、魯迅らしい過酷さがあるんですが、なんだか壁の前で途方に暮れている人と共にとにかく嘆きを分かち合おうとしている。それで頭をガツンとなぐられたような、涙で川があふれてしまうような衝撃を読者に与えるんだと思います。




ところで魯迅というのは夏目 漱石を愛読していたそうです。すごいですね、夏目 漱石。中国の文化人も愛読して、カナダのピアニストも愛読する。そんなすごい作家がいたとは、とあらためて驚きます。





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恋愛といふもの 岡本かの子

 
今日は岡本かの子の『恋愛といふもの』という随筆を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。3ページほどの、掌編です。
岡本かの子といえば、岡本太郎の母であります。岡本かの子の短編集は、まるで随筆のように描かれていて、これは作者の創作なのか、それとも日記なのか、区別がつかないところがなんだか魅力なんですが。




ぼくはどうにもあり得ないことを書いている物語よりも、作者がほんとうにそういうことを思っているんだろうなというふうに感じられるエッセーや随想が好きなのです。小説を読んでいても、作者の顔が見えてくるようなそういう手触りのあるものが良いなあと思うのです。これは甘いお菓子と苦い紅茶を連想させるようなエッセーです。あと味はけっこう苦い。






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貉 小泉八雲



今日は小泉八雲の怪談『貉』を紹介しますね。狢。「むじな」と読みます。ほんの3ページほどの怪談です。







https://akarinohon.com/migration/mujina.html (総ページ数 約3枚)









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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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『春と修羅』序 宮沢賢治






今日は宮沢賢治の詩集『春と修羅』から『序』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。春と修羅は七十編の心象スケッチで構成された詩集です。







今回は、春と修羅の一番はじめに掲載されている『序』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。

七十編ある詩集の中の、ほんのいちぶです。これから幾つかの詩を紹介してゆこうと思います。三ページほどの詩です。

















以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら
https://akarinohon.com/migration/haruto_shura1.html 
(総ページ数 約三頁 / ロード時間約30秒)






[harutoshura]







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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
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