ランボオ詩集1 



今日はランボオ詩集1を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。中原中也が翻訳した詩集の一部分です。ブラウザで詩を読むのなら5作くらいをひとまとめにして公開してゆくほうがじっくり読めるかと思うので、少しずつ紹介してゆければと思います。


詩人の草野心平の弟さんである草野天平という人が詩人について面白いことを書いています。

  • 詩のやうなものをただ書きさへすれば、それでもう詩人だといふやうなことは絶対に云へない。志を持つ人、といふと少し固く道徳的な感じがするが、少くともその感じに非常に近い、或る充実して爽やかな気持を得るために歩く人、又は歩き得た人、これこそ間違のない真の詩人だといふ気がする。


どうも詩人という世界には、「見えない詩人」というのが居るらしいのです。透明な詩を抱えた人、あるいは「透明な詩人」というのが存在するのかもしれない。





https://akarinohon.com/migration/rimbaud1.html (ページ数 約5枚 / ロード時間約30秒)

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[ranboo]






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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
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わがひとに与ふる哀歌 伊東静雄

今日は伊東静雄の『わがひとに与ふる哀歌』という詩集を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。28編の詩からなる詩集です。
『すばる』 2011年 10月号に『わがひとに与ふる哀歌』の『鶯』を読み解いた随筆が掲載されています。

 

晴れた日に
曠野の歌
私は強ひられる――
氷れる谷間
新世界のキィノー
田舎道にて
真昼の休息
帰郷者
同反歌
冷めたい場所で
海水浴
わがひとに与ふる哀歌
静かなクセニエ
咏唱
四月の風
即興
秧鶏は飛ばずに全路を歩いて来る
咏唱
有明海の思ひ出
(読人不知)
かの微笑のひとを呼ばむ
病院の患者の歌
行つて お前のその憂愁の深さのほどに
河辺の歌
漂泊
寧ろ彼らが私のけふの日を歌ふ

(読人不知)



以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら
https://akarinohon.com/migration/wagahitoni_atauruaika.html (約40頁 / ロード時時間約30秒)

無地バージョンに差し替えました。(2011/11/28 追記)

https://akarinohon.com/migration/wagahitoni_atauru_aika.html (背景画バージョン)

 

 






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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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在りし日の歌 中原中也




今日は中原中也の詩集《在りし日の歌》を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
この詩集は59篇の詩で構成されています。
ブラウザ上で全文お読みいただけます。




中原中也はこの詩集を、愛する子の夭折を思いながら書き綴ってゆきました。
文章を書きはじめたのは自己慰安からだった、と述べる文豪は数多くいるんです。
他人に見せて喜ぶと言うよりも、自分で言葉を創ってゆくための、ぼそぼそとしたつぶやきのようなもの。なにもこう、派閥争いのために誰かを批判するみたいな雰囲気で書きはじめたりはしなくていいわけです。




中原中也が夭折した子を思う姿を想像しながら読むと、詩の意図がつかみやすいのではないでしょうか。この詩集は、幼い死者との静かな対話としてある。

文章を書くのはなによりもまず自己慰安の気持ちから、ということがはっきりと判る詩集だと思います。




ヨシフ・ブロツキイという歴史的な詩人が「詩とは、作者と読者の二者で交わされる私的な会話である」と述べているんです。中原中也の詩を読み進めてゆくのに役立つかもしれないのでヨシフ・ブロツキイがノーベル賞受賞講演で述べた内容を、ここで紹介しておきます。(メモ帳に走り書きしたものなので、すこし原文と異なる文章になってしまっています。ご了承ください)




「小説や詩は独り言ではなく、作者と読者の会話であり、それは他のすべての人たちを締め出す極めて私的な会話なのです」

「この会話の瞬間に書き手は読み手と対等になり、読み手は書き手と対等になります」


「われわれはまったくの空っぽの場所から出発した。われわれが本能的に希求したのは、文化の連続性が持つ効力を再生させること、文化の様々な形式や比喩を復活させることでした」

「自分が他者と違う存在であることを示す。同語反復を避ける。つまり《歴史の犠牲》という栄誉ある別名で知られる運命を避けること。この点にこそ、文学の功績があります」


抜粋ではよく判らないかもしれませんので、ヨシフ・ブロツキイの本を紹介するリンクを記しておきます。
私人 ノーベル賞受賞講演 ヨシフ ブロツキイ 群像社

この本は、詩作を愛するきっかけとして、きっと役立つと思いますので、興味のある方はお読みください。






以下のリンクから59篇の詩をお読みいただけます。
時間がある時にゆっくり少しずつお読みください。






https://akarinohon.com/migration/arisihino_uta.html









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中原中也詩集《山羊の歌》サーカス 汚れっちまった悲しみに 朝の歌

中原中也の詩集《山羊の歌》を公開しました。《サーカス》 《汚れっちまった悲しみに》 《朝の歌》など、
全文をお読みいただけます。

僕はなんと言っても、サーカスという詩が好きです。
「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」という文字がたまらなく好きです。
他の詩で、これほど魅了されたオノマトペはありません。



幾時代かがありまして
  茶色い戦争ありました

幾時代かがありまして
  冬は疾風吹きました

幾時代かがありまして
  今夜此処(ここ)での一(ひ)と殷盛(さか)り
    今夜此処での一と殷盛り

サーカス小屋は高い梁(はり)
  そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ

頭倒(さか)さに手を垂れて
  汚れ木綿の屋蓋(やね)のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

それの近くの白い灯が
  安値(やす)いリボンと息を吐き

観客様はみな鰯
  咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻(かきがら)と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん


     屋外(やぐわい)は真ッ闇(くら) 闇(くら)の闇(くら)
     夜は劫々(こふこふ)と更けまする
     落下傘奴(らくかがさめ)のノスタルヂアと
     ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん







https://akarinohon.com/migration/yagino_uta.html








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高村光太郎『智恵子抄』

詩人の高村光太郎が、他界した夫人智恵子をしのんで編んだ『智恵子抄』を全文お読みいただけます。
高村光太郎『智恵子抄』

https://akarinohon.com/migration/chieko_sho.html








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