岩波書店 3.11を心に刻んで


岩波書店が「3.11を心に刻んで」というウェブサイトを開設しました。
文化人三人が東日本大震災について述べています。
毎月11日に、更新されます。

くわしくはこちら
http://www.iwanami.co.jp/311/






重要な日付というのが人によってそれぞれあるのだと思います。
ある人にとってはなんということもない日付でも、ある人にとっては喜ばしい記念日であったり、悲しみの日付である人も居ます。
なにか忘れてはならないことがあった場合、その日付をよく覚えておいて、1年に1度、忘れずに振り返ってみる、ということが大切なことのように思えます。僕は記憶力が良くありませんから、5年10年と経つと、あった出来事をいつのまにか忘れてしまいます。とくに強い衝撃を受けられた方は、あったできごとを忘れてしまうことが多いそうなのです。そういう体験をなさった方が数多くいらっしゃると思います。



なにか大切であることは、その日付と共に憶えつづけるのが良いのではないかと考えます。そういう時に、誰にも見せることのない日記などはとても役立つと思います。1年に1度、そのことについて書いてみる。1年後に自分の書いたことを読み返してみる。そしてまた次の年にも、その出来事について自分なりの言葉で書き記しておく。そうやって1年に1度振り返るようにしておけば、それは書いた本人を導く大切な記録となってゆくと思います。僕はネット上に文字を書き記すよりも、macのメモ帳〈ミミカキエディット〉にさまざまなことがらを記していることのほうが多いです。他の人には判らない、自分だけの1年に1度の日付というものが、人によって必ずあるはずなんです。それは幸せな日付かもしれませんし、つらい日付かもしれませんが。ありますよね、そういう日が。



私たちが「他者」について書き記す言葉は、未来の「己自身」への手紙でもあるのだ、と感じます。








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