今日は八木重吉の「貧しき信徒」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
今回の詩を読んでいて、これはもしかすると、そもそも他人に聞かせようというつもりで書いていない、日記のような作品だったものが、けっきょく詩としてまとめられてゆき、現代に詩集として読まれるようになったのかと空想しました。
平易な平凡な文で、あまり文章上の技巧というのが用いられていないのですが、内容自体に詩心というのがあるんだろうなあと感じました。「踊」という詩はまさに、文字で詩を書くことの無い幼子の、詩的な意識が捉えられていました。
素朴について描いた詩があって、これを読んで中野重治の「素樸ということ」という随筆を読み返しました。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/mazushiki_shinto09.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
★シンプル表示の縦書きテキストはこちら
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
・top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入