初旅 寺田寅彦

今日は寺田寅彦の「初旅」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
寺田寅彦は、東大というか帝大の知識人で、そもそもの専門は物理学なんですけど、随筆の名作が多くて、判りやすい言葉づかいで、どれを読んでも興味深いものばかりです。今回は、幼い頃の旅のことを書いています。はじめての旅、ということを書いています。
 
 
1893年(明治26年)ごろの、日清戦争がはじまるまえに、旅をしたのだそうです。クジラを見にいって、みたかったと言うんですよ。そもそもは、父からご先祖さまの墓参りをしてきなさいと言われて、旅に出たのだそうです。
 
 
それで寺田寅彦は、旅先で見せてもらった、絵巻物の鯨に目を見はり、それを写生までしたのだそうです。
 
 
子どもの頃に読んだ、鯨のせなかにのって、空を旅する童話のことを思い出しました。
 
 
旅にゆきたくなるような、随筆でした。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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