闇の絵巻 梶井基次郎

今日は梶井基次郎の闇の絵巻を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。


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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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或る男の恋文書式 岡本かの子

今日は岡本かの子の『或る男の恋文書式』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
旧い恋愛の物語です。旧字体で読めますよ。
千年前よりも百年くらいまえのほうがよりいっそう古めかしく感じるのはどうしてでしょうか。


しばらく明かりの本の更新をスローペースにしてゆこうかと思っています。2日に1回くらい更新する予定です。
 
 
 



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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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源氏物語 関屋

今日は源氏物語の関屋を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。


この帖では、懐かしい空蝉との交流が中心となります。
空蝉というのは、第三帖で登場した人妻です。源氏からの逢い引きの誘いを幾度か拒んだ女です。しかしお互いに相手のことが忘れられない。

源氏は勢力を取り戻しつつあり、姫君達との関係性をより確かなものにしようと奮闘しています。一方で空蝉が苦境に立たされてゆく箇所です。その期間に於ける、空蝉の心情がどういうものか、という部分に注目して読むと興味深いのではないでしょうか。この帖は10ページと、少し短いストーリーです。あんまり短いので思わず2回読んでしまいました。


僕には当時の婚姻関係の常識が、やはりすっきりと理解できないのです。源氏と空蝉との関係はどういう誠実さを意味するのか。源氏のことを考えていると、なんだか禅問答をやっているような気分になってくるのは僕だけでしょうか。むしろ、作者の紫式部が零落する空蝉にたいして誠実なまなざしを向けている、ということのほうが際立ってみえてきますね。




前回のあらすじ(wikipediaより)

光源氏が須磨へ蟄居してから帰京後までの話。

源氏が都を追われ、後見を失った末摘花の生活は困窮を極めていた。邸は荒れ果てて召使たちも去り、受領の北の方となっている叔母が姫を娘の女房に迎えようとするが、末摘花は応じない。やがて源氏が帰京したが、末摘花は相変わらず忘れられたきりで嘆きに暮れる。そのうち叔母の夫が大宰大弐となり、叔母は末摘花が頼りにしていた乳母子の侍従を連れて行ってしまった。

年も改まって春になり、ある夜花散里を訪ねようと出かけた源氏は、途中通りかかった荒れた邸が常陸宮邸であると気付く。藤原惟光が使いに立ち、今も末摘花が変わらず待ち続けていたことを知って、心打たれた源氏は姫の元を訪れる。源氏は末永い庇護を約束して再びその世話をし、2年後に末摘花を二条東院に引き取った。



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登場人物表

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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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日和下駄 永井荷風

 
今日は永井荷風の日和下駄を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。

これは1914年(大正3年)に書かれた永井荷風の日記なんですが、とても格調高いといいますか読んでいてその情景が鮮やかに浮かび上がってきます。江戸時代の名残がある東京。こんなすてきな文章を書けるようになったら良いのになあと思います。洒脱といいますか、洗練された文章表現です。永井荷風がこうもり傘を持って、下駄をカラコロ鳴らしながら散歩している。
 
 



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(約210頁 / ロード時間約30秒)
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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雪の日 岡本かの子

 
今日は岡本かの子の『雪の日』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
ドイツはベルリンの雪の日のことを書いています。ほんの2ページほどの随筆です。


今とても寒い季節ですね。風邪をひかないように、ご注意ください。
 
 
 
 



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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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源氏物語 蓬生

 
 
今日は源氏物語の蓬生(よもぎう)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これは今までの展開から急に音色が変わって転調する帖です。この帖では、あの末摘花が主人公として登場します。末摘花(すえつむはな)というのは第六帖で登場する、鼻が赤くて教養がデタラメで「華やかさが無い」というとても不思議な存在感が漂うヒロインであるのです。僕はこの源氏物語をはじめて読み進めて居るんですが、どうもこの末摘花がいちばん気になるんです。異質さが際立つ女で、他の華やかな姫君たちにはないリアリティがあります。


末摘花には鮮明な結末が無いですし、途中で物語にまったく登場しなくなります。そもそも光源氏と雅な恋愛を繰り広げていません。であるのにも関わらず、末摘花は光源氏に大きな印象を与えているように僕には思えます。源氏の良心を独特な関わりで引き出しているような雰囲気があるんです。主人公の光源氏というのは華やかで美しい人物であるのです。そこからかなりかけ離れているのが末摘花です。僕たちはそんなに美しくないし華やかでもないので、どこか光源氏を理解しかねる部分があると思うのです。そこを繋ぐ役割として末摘花が居るように思えてなりません。源氏と末摘花の関係性は、善と悪の二元論というような単純な違いではないです。源氏の出生や境遇と一致するところも多く、遠いようで近しい心情を共有しているのが末摘花です。


源氏物語を研究する学者によれば、この大長編には奇妙な謎が隠されているらしいのです。それは54帖の物語が、じつは2つの物語に完全に別れていて、Aの源氏物語と、Bの源氏物語という2つの源氏物語が存在し、はじめはAの源氏物語だけで完結していた、とする学説があるんです。はじめて聞いた方は俄には信じがたいかと思いますが。これはさまざまな学者が古来から研究を重ねているかなり信頼度の高い学説で、哲学者の和辻哲郎氏や青柳秋生氏や武田宗俊氏や大野晋氏がこの説を肯定的に捉えています。


A系の源氏物語は
第一帖 桐壺
第五帖 若紫
第七帖 紅葉賀
第八帖 花宴
第九帖 葵
第十帖 榊
第十一帖 花散里
第十二帖 須磨
第十三帖 明石 
第十四帖 澪標
第十七帖 絵合
第十八帖 松風
第十九帖 薄雲
第二十帖 朝顔
第二十一帖 少女
第三十二帖 梅枝
第三十三帖 藤裏葉
 

B系の源氏物語は、後から創られたもので
第二帖 帚木
第三帖 空蝉
第四帖 夕顔
第六帖 末摘花
第十五帖 蓬生
第十六帖 関屋
第二十二帖 玉鬘
第二十三帖 初音
第二十四帖 胡蝶
第二十五帖 蛍
第二十六帖 常夏
第二十七帖 篝火
第二十八帖 野分
第二十九帖 行幸
第三十帖 藤袴
第三十一帖 真木柱
 
 
このように明確に分けられるというのです。Aの物語は主人公の源氏が正確に年をとってゆきます。ところがBの物語は話が過去にさかのぼったり1つの帖だけで長い年月が経ってしまったりします。そしていちばん違いがあるのは、Bの物語に登場する末摘花などのヒロインが、Aの物語でまったく取りあげられないんです。つまり、Aの源氏物語だけが原形で、Bの物語はあとから書き加えられた物語で、現代のように一から三十三まで順番に読んでゆくと奇妙な違和感が生じる、というらしいのです。


たしかに、第一帖と第二帖とでは、源氏の雰囲気がかなり違いますよね。第一帖では、静かな語り口で源氏の神秘性を書きあらわしていたのに、第二帖では「あいつは好き者なんだよ」みたいな勢いのある口調で派手に語っています。まるで別の作者が第二帖を書き加えてしまったんじゃないのかと思い込んでしまうほど、雰囲気が変化して居るんです。


これが長らく研究が続けられている謎の要点らしいのです。僕はこれを、とても興味深いと思いました。
このAとBの関係性は、たとえば言論界と実社会の分離にも似かよっているように思えるのです。
言論界では未来を見据えて正統なことを語ることが主流になります。
実社会では安定を見据えて変化を抑制するような方針が主流になります。
だから言論界と実社会はかなりかけ離れているんですが、といってAとBがまったく無関係というわけでもない。言論界でなにかがしきりに語られ続けると、実社会もゆっくりと変化してゆく。2つの世界が平行して展開する、という感覚が、源氏物語にも明確に存在しているのです。Aの世界がBの世界と関係している。


こういったAの世界とBの世界の共鳴関係が、日本最古の物語の中に濃厚に隠されているというのはじつに興味深いなあと思いました。現代の物語でも、Aの状況とBの状況が交互に描かれて物語が展開する小説が多いですが、その原形には源氏物語があったのだなあと感心しました。


源氏物語Aの中心には紫の上が中心人物としています。
源氏物語Bの中心には夕顔や玉鬘(第二十二帖)が居ます。
この十五・十六帖ではBの物語が展開します。
源氏物語Bの第六帖をいったん読み返してみると、十五・十六帖への展開が判りやすいかと思います。


おさらいすると、
Aの源氏物語が
第1・5・7・8・9・10・11・12・13・14・17・18・19・20・21・32・33帖です。


Bの源氏物語が
第2・3・4・15・16・22・23・24・25・26・27・28・29・30・31帖です。


これから読むのが末摘花が主人公の【第15帖 蓬生(よもぎう)】ですので、いったん、【第6帖 末摘花(すえつむはな)】を再読すると、判りやすいかと思います。AからBへと物語を転調させる時、その接合地点にいるのが末摘花というヒロインなのです。
 



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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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災難雑考 寺田寅彦

 
今日は寺田寅彦の『災難雑考』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これは、事故後に再発を防ぐにはどうしたらいいのか、というお話しです。
僕はつい2日前、完全に風邪をひいてしまったのですが、これも事故と同じで、防げるはずなのに失敗してしまった例であると思います。


僕はここ数年、ずっと健康だったんです。ちょうど4年くらい前にすごい風邪をひいてしまって、再発を防ぐために自分で風邪の原因を調べてみたんです。医者が書いた本であるとか、自分の体験をもとにして、箇条書きで健康の秘訣みたいなのを書いて、注意していました。それが4年経ったらもう完全に忘れていました。


僕はこんなメモを残していたんですよ。
◎ 身体を冷やさないことが大切だ、とよく売れている医学者の本に記してある。
◎ 毎日、軽い運動をする。
◎ 部屋を清潔にして、加湿器などで乾燥を防ぐ。
◎ 運動不足ぎみの時は、とつぜん激しい運動をすると、かえって不健康になる。
◎ 冬はなるべくあたたかいものを食べる。睡眠時に体を冷やすと危ない。


他にも、人混みの中で不快だった日は寝る前にお風呂であったまったほうが良いとか、便秘や下痢にならない食事がどんなものかを調べてメモしています。これらのメモをいつも注意していると、けっこう風邪をひかずに済んだんです。それが4年経ってすっかり忘れてしまっていました。約束事を忘れて、真冬の雪の中をえんえん歩いて体を冷やし、ほとんど運動をしていなかったのに急にはげしい運動をしてしまい、部屋が不潔になっていて乾燥しまくっていることに気付かず、睡眠中にものすごく体を冷やしてしまったのでした。

記憶力の良い人なら一度おぼえたことを忘れないんだと思うんですが、僕はどうも忘れっぽいのでやっぱり再読が必要だなあ、と思ったのでした。





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(約22頁 / ロード時間約30秒)
 







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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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